ドローンの知識樹とは少しそれますが、知っていて損はない、「縦横比」のはなし
一昔前までのブラウン管TVは4:3、現在の液晶TVは16:9の縦横比となってます。
TVで昔のVTR映像が映ると両端が真っ黒になってることありますよね、あれです。
つまり動画の世界では16:9が主流。スマホも動画を撮ると16:9になってます。
一方、カメラの世界では今でも4:3または3:2が主流。プリントアウトするとき「四つ切、四つ切ワイド、六つ切」、家庭用プリンタだと「A4,A3」など、4:3や3:2の縦横比がこの出力サイズに近いためです。16:9で出力する機会はまずありません。
ここからが今日の本題
なんとなく、16:9のほうがワイドになって「横が広く写る」って思っていませんか?
違うんです~~~
お持ちのデジタルカメラで試してみるとわかるのですが、
4:3で写した映像の左右と16:9で写した映像の左右は、、、、同じです。
(厳密には少し違うけど、まあ気にしない)
つまり、4:3の画像よりも画角がワイドになっているのではなく、
4:3の写真の上下を切り取って16:9にしている、ということ。
横に広がってるのではなく、上下を切り取ることで横に広く見えているのです。
そんなはずない、と思ったアナタ、お手持ちのカメラでぜひお試しあれ・・・・
*添付の写真は正確な縦横比ではなく、今回の豆知識のイメージです