投稿日: 2024年1月31日

GNSSってすごい

一般的に衛星測位システムのことをGPSと呼びます。普段の生活ではカーナビでよく使う言葉ですが、正しくは「GNSS(全地球航法衛星システム)」といいます。
 

GNSS:Global Navigation Satellite System(全地球航法衛星システム)
 

アメリカ:GPS(Global Positioning System)
ロシア:GLONASS
EU:Garileo
中国:BeiDou
インドや日本も管理しており、各国各地で名称が異なり、これら衛星システムをまとめてGNSSと呼びます。

つまり、GPSと呼んでますが、他国の測位データも拾っているので「GNSS」と呼ぶのが正式。(ここは各国仲いいのです)
 


もともと軍事利用だったものを民間利用(受信)に拡大したこともあって、GNSSは使用料無料。
全世界で無料って、すごいこと!

 

さらに、、、、、
 

我々のドローンにもGPS機能は搭載されており、かなり正確な位置情報を得られているのですが、それでも不十分な領域があります。
 

そう、測量飛行の世界です。
 

公共測量などを行う際には、国土交通省の定めるところのマニュアルでは規定誤差範囲での飛行を求められ、それを可能とするには固定局ないし近隣の基準局(ネットワークRTK)の位置情報が必要となります。
「D-RTK 2 モバイルステーション」は、主要なGNSS(全球測位衛星システム)に対応するDJI 高精度GNSS レシーバーであり、cmレベルの測位データを生成するリアルタイム微分補正を可能にし、相対精度が向上します。
弊社保有の「D-RTK2」も測量飛行では大活躍。


cmレベルの測位データが数分の飛行で取得できる、すごいことだと思いませんか?